株式投資実践で行っている方法や、
初めにつまずく失敗例&成功例を紹介
<不定期で連載していきます>
【実践FIRE】生活スタート編も
ぜひご覧ください👇🏻
【初心者向け】おすすめの株式投資方法と、知っておくべきこと
チャートや指標の見方などの知識、投資技術は本などを通して学ぶことができる。
ただ、ベテラン投資家が口をそろえていうことは、
「どの投資法が合うかは、個人個人で全員異なる。自分に合った投資法を見つけることが重要。」
というものだ。
いろいろな人の投資手法を学びつつ、自分に合った投資法を見つけていく。
その一つとして、ぜひ参考にしてくれると嬉しい。
投資初心者が 株式投資を始めるためのステップ
銘柄を絞って、自分の監視銘柄として登録
まずは、取引をするべき銘柄を選ぶ必要がある。
だが、膨大な数の銘柄の中から毎日選んでいくことは、初心者にとって非常に困難な作業だ。
経験豊富なプロフェッショナルであれば、パパパッと選べるのかもしれないが、慣れないうちは難しい。
なので、自分の予算と力量に合った銘柄を何点か選んで、監視リストをつくってストックしていく。
ほとんどの証券会社で、管理画面で監視リストを作成できると思う。
まずは、監視リストに入れるかどうかの判断が重要だ。
などをチェック。
証券会社の管理画面上で作成できるリストに登録しつつ、自作のエクセル表にも情報をまとめていく。
(取引を行う際のリアルタイム数値は、利用している証券会社の分析画面でその都度確認している。)
日々、新しい銘柄を探してリストに入れていく。
なので、当然ながら、日々市場をチェックしていくうちリストはいっぱいになっていく。
また、価格は日々変動するため、リストにある銘柄のトレンドも日々少しずつ変化していく。
全て同じ監視リストに入れたままだと、
「この銘柄の状況は、いまどんな感じだっけ?🙄」
と初めから確認する必要がある。
そこで重要になるのが、複数作ったリスト間での入れ替えだ。
リストを複数に分ける
例えば僕は、「一軍」「二軍」というリストを作成している。
移動平均線や一目均衡表。ボリンジャーバンド、MACD、RSIなどの指標を見ながら、
上昇トレンドにいると判断した銘柄は一軍
下落トレンドに入ったと判断したものは二軍
と日々入れ替える。
「とりあえず監視しておこう。」と思ったものも、現在のトレンドを判断して一軍か二軍かを決める。
これを作成しておくことで、購入するときの判断が速くなる。
(分けたとはいえ、購入する際の指標リアルタイムチェックは、必要な都度行う)
取引方法 実例
僕の場合は、ザラ場情報が一画面に20銘柄表示されるようにしている。
それを前日比(降順)で自動並び替え設定する。
そうすると、現在上がり調子の銘柄から順に並び変わるので、
- 上位30銘柄を取引する
- 下位10銘柄は取引しない
など判断がしやすくなる。
この辺のルール設定は各人お好みで決めればよいだろう。
あくまで、やり方の一つです
トレードの種類
いわゆる短期トレードにも種類が存在する。
大きく分けると
- スキャルピング
- スイングトレード
の2種類。
ちなみに、よく聞くデイトレードとは、株式売買を1日のうちに決済し、翌日へ繰り越さない取引手法のことだ。
同銘柄を一日に何度も取引をするスキャルピングは信用取引が基本となる。
なので、ぼくは今のところデイトレードとスイングトレードを組み合わせて行っている。
チャートの形を見る
トレンドを見極める
順張りと逆張りどちらが上手くいくのか?
日本人は逆張りが好きな人が多いというが、答えは順張りだ。
日足、週足で上昇トレンドにいると判断した銘柄監視リストのなかかから、3分足で見て今現在上昇トレンドににると思われる銘柄で取引を開始する。
一目均衡表は日足でつかうものなので、3分足など分足で見る場合は、ローソク足と移動平均線を見て判断する。
とくに、25本線は参考になるので必ず確認する。
あとは、ボリンジャーバンドとパラボリック。あとはMACDとRSIも僕は参考にしている。
移動平均線やボリンジャーバンドについての解説記事もあります。
ぜひご覧ください👇🏻
ボックス圏での上昇はだまされる
当日の値動きがボックス圏で、上下を繰り返したのち少し上昇が続いた場合、
「上昇 きた!😀」
と思ってエントリーすると、すぐに下げに転じて損失になることが多い。
上がると思ったのに、エントリーしてすぐに下落するのでショックも大きい。
このパターンは、始めたばかりは結構引っかかった。覚えておいた方が良いと感じた。
エントリーを試す際は、上がってから時間が中途半端に経過したものは不用意に触らない。
下がったところを狙うならば、上がり始めを確認してからエントリー。
そこで大切なのは損切ラインをしっかり決めて逆指値を設定すると成功することが多い。
ただし、ボックス圏の上昇で入るよりも、ずっと上昇が続いていて、一時的に下がったタイミングでエントリーする方が勝率が高いと感じる。
(テクニカル指標をつかって、まだ上昇トレンドにいるかをチェックした上でエントリーすることが重要。上手くいけば、いわゆる“押し目”で入った形になる。)
取引リストを作成
スキャルピングをされている方だと不要とは思うが、僕は1回の時間軸が10分から数時間のデイトレードや、スイングトレードでやっているので、エクセルで記録をつけながらトレードをしている。
証券番号 | 銘柄名 | 買い 価格 | 株数 | 売り 価格 | 損切 ライン | トレイル 設定記録 | 目標価格 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
例 7011 | 三菱重工業 | ¥1,500 | 300 | ¥1,485 | 設定を 記入 | ¥1,575 | ||
8411 | みずほFG | ¥3,457 | 200 | ¥,3479 | ¥3,445 | ¥3,492 | ¥4,400 | |
…… | …… | …… | …… | …… | …… | …… | …… | …… |
証券番号を入力すると銘柄が自動反映したり、
配当利回りやPER、PBR、自己資本比率などのデータシートとリンクさせたりして使いやすくしている。
この他に、自分で立てている予算と実績を記録する「予実シート」とその日のトレードでの気づきや反省点を記録する「気付きシート(日記のようなもの)」をつけている。
初心者の間は、このようなスタイルで、たまに振り返りながら技術を上げていくのが良いと思う。
予実シートは、実現損益と現物評価益部分み益)も記録して、合計の推移が分かるようにしていく。
※投資信託などの資産運用をメインとしているので、サイドFIREの仕事部分として行っている短期トレードを区別し、その成績を明確にするため。
これは、自己満足のためにやっています😙
損切り万両
短期と決めて取引するときは、損切ラインが最重要
エントリーする際は、始めに損切ラインを決めておかないと株価が下落していくのを呆然と眺めて後悔することになる。
損切が難しいという話はよく聞くが、本当にその通りだ。
上がるだろうと思っていた株価がズルズルと下がり始めると、
「きっと上がる!がんばれ!さがるな!」
と願ってしまう。
ただ、大体の場合は、少し上がってはそれ以上に下げる、また少し上がってはまた下がるを繰り返す。
そして、願い虚しく 落ち込むほどの値段になってしまう・・・。
ただでさえ、含み損でメンタルをやられているときに、売って損を確定するのは難しい。
事前に損切ラインを決めておき感情に流されないようにすることはとても重要なことだ。
そして、実際に損切る勇気
損切ラインを決めたら、実際に損切る意志の強さが必要だ。
「ここまで下がってしまったら売ろう」
と思ってエントリーした途端、速攻でそのラインまで下がることはよくある。
(中長期と違って、短期の場合は利確 or 損切までの時間が短い。
なので、人によって違うとは思うが、購入額から損切ラインまでの差を少なく設定することが多い。)
そんな場合、
「マジか!こんな速攻で損を確定させないとなんて・・・。よし。もう少し様子を見よう😑」
と思ってしまう。
これが地獄への入口である。
そのまま、ゆっくりと下がり続け、気がつけば
「あのときに売っていれば😱」
と なることがほとんどだ。
なにが「よし」だったのかと悔やまれる。
損切を我慢して、上がることもあるが・・・
損切を我慢して、実際に上がることもある。
何度か、そのような経験もした。
「売らなくてよかった😙」
と、そのときは思うのだが、実際は損切をせずに損失を拡大することの方が多い。
カリスマ投資と呼ばれる方々が書いた記事やインタビューなどを読んでも、
決めた損切ラインで損切ができない人は、自分の中で上がる理由を無理やり探してしまう。
by カリスマトレーダー
損切ができない人で、上手い人はいない。
という方が多い。
損切り万両という格言もあるくらい、重要なことなのだ。
いまだに、
「よし、損切りはもう少し待ってから。様子を見よう。」
と思ってしまう僕は、まだまだ修行が必要だ。
今回は長くなったので、2部構成でお届けします。
後編に続く
後編の
【初心者向け】専業投資家FIRE
-初心者トレーダーの注意すべきこと
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