【初心者ガイド】早期退職 専業投資家- 初心者トレーダーの注意5点

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前編
【初心者向け】FIREで専業投資家
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はちネコ

ポジポジ病(買いたい病)に注意

慣れないうちは、手持ちの資金をすべて使いたくなる。
資金が残っていると、チャンスを逃しているようでソワソワして落ち着かない。
少ない資金で最大の利益を出すためにはギリギリまで使った方がよいと思えるからだ。

ポジポジ病である。

事前に銘柄のことを調べ、更にチャートを見て自分で判断して、
「よし、エントリーしよう」
と思って入るのなら良いのだが、
「とりあえず資金が余っているから、この銘柄を買ってみよう」
と思ってエントリーした場合は大概失敗する。

失敗して頭を抱える青年
はちネコ

さらに言えば、納得してエントリーした取引は、たとえ損失が出ても、その失敗を次の取引に活かすことができる。
しかし、なんとなくエントリーした取引は、成功しても失敗しても経験から得るものがない
成功すればお金は増えるが、失敗した場合は何も残らない。

そして、その銘柄にエントリーしてしまったばかりに、他の銘柄でのチャンスを逃すこともあり得る。

「エントリーしよう。」と思える状態のものが出てくるまでは、待つことも肝心だ。

このポジポジ病は悪化すると中毒になるらしい(禁断症状がでる)ので、注意しなければ。

ポジポジ病

株式投資やFXなどにおいて、常にポジションを持たなければ落ち着かない心理状態を指します。
この心理状態に陥ると、冷静な判断ができなくなり、無理な取引をしてしまう傾向があります。

ポジポジ病の主な原因
  • 機会損失への恐れ
    取引を行っていない時間が無駄だと感じること。
  • 損失回復の急ぎ
    損失を出した後、すぐにそれを取り戻そうとする焦り。
  • 利益追求の欲求
    利益を得た後、さらに多くを稼ぎたいという欲求。
  • 取引技術の欠如
    自信のなさから、焦って取引を行ってしまうこと。

ポジションを持たないことに対する不安をコントロールすることが、賢明な投資戦略の一部と言えます。

はちネコ

強烈下げ相場の日(時間帯)は触らない

中期的には上昇相場にいて監視していた銘柄があったとする。
その日ずっと下げていた株価が、急に少し上昇。
「これはイケるのでは?」
と思って買う。

相場自体が登り調子の日はそれでも問題ないのだが、下落基調の日(時間帯)は、チャンスと思ったその判断が裏目に出ることがある。

買う株買う株、すべて上がると思ってエントリーしたのにすぐ下がる。

はちネコ
失敗して頭を抱える青年

相場全体の下げ圧力が強いのだから当然といえば当然だ。

※そのような日は「売り」で入れば良いのだろうが、僕は売りはしばらくやらないと決めている。
(信用取引と売りはもう少し経験を積んでからと思っている。
また、信用取引を開始してもレバレッジはかけないつもりだ。)

「今日この時間帯は厳しいな」と思ったら、手を出さずに相場が動くのを待った方が良い

朝の9:00~9:15は動きが速いので玄人向け

AM 9:00 になると、株価は目まぐるしい速さで一斉に動き始める。

ベテランはこの寄付き後から15分間くらいが勝負時間で、多くを稼ぎ出すといわれる。
ピコピコと移り変わる株価を見ていると、そのことを実感できる。

ただし、初心者にとっては魔の時間帯でもある。
とんでもない速さで移り変わるそれは、

  • 情報を前日から調べ上げ
  • 事前に戦略を練り上げ
  • その場での情報を素早く判断し取引を行う

とてつもない心理戦が繰り広げられている証拠。
まさにプロの戦場なのだ。

初心者が「なんとなくこんなかなー」と参戦するとコテンパンにやられる。
ある程度経験を積んでから、参戦した方が良い。

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真剣勝負

要するに、
慣れないうちは、
AM9:00~AM9:15の間は、しっかり注視してその日の動向を把握することに専念する。
その時間帯は取引自体は行わない。
もしくは、火傷やけどしない程度の取引量に抑える方が無難だと思う。

利益確定をするのはOK

ただし、持ち越した手持ちの銘柄の利確りかく(利益確定で売る)だけは実施しても良いだろう。
寄付きが高値で始まり、AM9:05頃から下落していくパターンはよくあるからだ。

なので、
「あれ、これは下落していくパターンかな?」
と感じたら、利確するのは ありだ。
当然、その後も上昇していくことはあるが、自分で利確判断したのだから、それは仕方がないと諦められる。
“利確”したのであれば、少なくとも損はしていない。

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ホッとする青年

動きに慣れてきたら、少しずつ時間を早めて参戦

いつまでもこの時間帯を傍観し続けていては、大きな利益を上げることができないのも事実。

動きに慣れてきたら9:10から開始、更に慣れてきたら9:05から開始
といった具合に、開始時間を早めていくと良いだろう。

落ちるナイフは掴つかまない

落ちるナイフは掴まない
投資をしていればよく聞く言葉だ。

だが、言葉を知っているだけだとうっかりつかんでしまう。

かくいう僕も、
「落ちるナイフなんて掴まないから大丈夫。」と思っていたら、見事につかんだ…。

デイトレードにも慣れてきたころ、
三菱商事を売り買いしていた時期に、突然株価がグググっと大きく下がったときがあった。
「おおっ。超安くなった。大チャンスじゃん!」
と思って、エントリーしたのが悪夢の始まり。
その後一瞬にしてズドーンと下がった😱。

「こ、これが落ちるナイフってやつか…。」

ショックな表情

すぐに調べたら決算が出た直後だった。
初心者あるあるに違いない(と思いたい)。

それ以降、所有銘柄と監視銘柄の決算情報はチェックするようになった。
また、急激な株価変動のときには注意してエントリーするようしている。

適当な運試しは厳禁

目ぼしい銘柄がないときや、相場が膠着状態のとき、

「なんか上がりそうだから、これエントリーしちゃおっかなー」

余裕があり、ペン回しをしている青年
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と入ると、大体の場合失敗する。

わかっていても、ついやってしまう。
ぼくも何度かやってしまった。

こういう入り方は、
もし、利益が出たとしても、そこから得る経験はないに等しい。
もし損失が出れば資金が減るうえに、当然ながらそこから得られる経験もない。

また、ギャンブルと同じになってしまうので、あとから罪悪感が襲ってくる。

株式投資をギャンブルにする・しないは、投資家次第

株式投資はギャンブルとは違う。
もちろんギャンブル性がゼロとは言わないが、パチンコやカジノなどのギャンブルとは全く違うものだ。
ただ、これらギャンブルと同じにしてしまうかどうかは、その投資家のやり方次第だと思う。
もし、「投資はギャンブル」と考えていたら、その投資家は早々に資金を失うだろう。

どうすればギャンブルにならないか?を考えることが重要だ。

「大きく勝つことよりも、負けないことが重要」

という有名な言葉を肝に銘じておかなければといつも思う。

はちネコ

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