2024年7月の急上昇から、8月の大暴落!(令和のブラックマンデー)
2024年5月、6月とずっとヨコヨコだった日経平均株価が、7月になって急上昇。
7月11日には42,224円(終値ベース高値)と、史上最高値を付けた!
上り調子のときは毎日がウキウキ。
デイトレでは、それほど大きな利益が出たわけではないが、中長期で保持している個別銘柄やインデックスファンドなどの含み益が増えていって、嬉しい日々が続いた。
連続下落
そこから、毎日下落が続く。
上昇中にエントリーした、中期で持とうとしていた保有株は続々損切になった。
不安な毎日が続くと思っていたら、「三空叩き込み 買い向かい」の状態になり、株価が回復。
「これで回復に向かうかな。」
と、思っていたら
8月2日には2,216円下落を記録。
8月5日(月)にトドメの一撃
大暴落が起きた!
ブラックマンデー直後の下落幅を上回る4,451円安。
なんと、過去最大の下げ幅を37年ぶり更新したらしい。
- 雇用統計の数値が悪かったことにより、アメリカ景気減速の恐れが出たこと
- 日銀の利上げと、植田総裁のマーケットを無視した会見
- 中東情勢悪化への不安
の3つが重なったことと、
それによる、円キャリートレードの巻き戻しが起きたことでの一気に20円近く動いた円高が大きな原因といわれている。
また、先物取引とオプション取引が市場の下落を加速させた原因の一つであるとの分析結果が明らかになってきた。
(この辺は、Webでの記事やYOUTUBEなどで専門家の解説がたくさんアップされているので、それらを観るとよく理解できると思う。)
今回のショックは、植田ショックと呼ばれ始めている。
または、決定的な原因が未だに解明されきっていない米国のブラックマンデーと似ている状況なので、
「日本版(令和の)ブラックマンデー」
と呼ぶ人もいる。
名前が何に定着するかは不明だが、
とにかく、日本発の世界同時株安が起きたようだ。
大暴落
8月5日当日は、僕は所用で一日中出かけていた。
出先で、チラチラとスマホを見るたびに株価は大幅に下落していたので、
「オイオイ、大丈夫か??」
と思っていた。
夕方頃、大暴落になったとのニュースを見た。
保持している個別株では、含み益から含み損に転落。
資産全体でも、結構大きな額の含み益が吹っ飛んでしまった。
「人気取りのために円安について余計なことを言った大臣や、日銀は何てことをしてくれたんだ!!」
と怒りがこみ上げてくる。
だが、起きてしまったことは仕方がない。
大暴落の原因
今年に入り、米国株は少し過熱気味だとは感じていた。
なんといっても、
- FRBが利下げ
- 日銀が利上げ
となれば、当然ながら金利差縮小により一時的に円高になる可能性は高い。
なので、少しずつS&P500の投資信託は売却していた。
といっても、構造的な円安圧力は依然として強いといわれているし、利下げ&ソフトランディングになれば米国株も上がり続ける可能性が高い。
なので、少しずつ売却していた程度だ。
(その分、中長期取引のつもりで日本個別株を増やしていたので意味はなかった・・・。)
また、外国株式のファンドを少し減らして、その分 先進国債券を少しだけ増やしたりしていた。
でも、あまり効果があったとは思えない。
結局、為替の動きを100%予測することなど不可能だ。
大暴落日の夜は、
「これから大恐慌になって、世界中の株価が下落したらどうしよう」
と不安で仕方がなかった。
しかも、VIX指数(恐怖指数)も高値65.73と、ここ近年見ない数値まで上昇。
日銀ショックで足はプルプル、顎はガクガクだ。
こちらはVIX指数についての解説です
ぜひご覧ください👇🏻
株価は一部回復したが不安定な日々が続く
翌日になり、内田副総裁の
「金融市場が不安定な状況で利上げは行わない」
という発言もあり、日経史上過去最大の回復幅で値上がりとなった。
とはいえ、株価は一部回復しただけで、全回復にはまだまだ遠い。
不安定な日々が続いている。
世界経済の状況がどうなっているのか?
また、今後の展望はどうなのか?
などが、少しずつ情報として出てきている。
今回の対応
投資信託の積立は、そのまま継続。
変更したことは、毎月積立だったのモノの一部を毎日積立に変更したことだ。
ポートフォリオの再検討は必要となる。
だが、ここで狼狽売りをしてしまったり、投資をやめてしまったりするのが一番よくない。
個別株は中長期で持っていたものが、急すぎて損切できず、含み損になったものも多い。
まだまだ勉強することが多いと思った。
翌日には多少回復したが、戻り切っていない。
損切になったものは、今回は大損が確定になったが、それは仕方がないと思うことにする。
それよりも、今後の動向を注視しながら、どのような投資を行っていくかに頭を使わねば だ。
二番底があるかもしれないので、ひと月ほどは慎重なトレードが必要だが、
- 個別株は状況を見て入替
- アクティブファンドは臨機応変に変更
- インデックスファンドは、ポートフォリオの比率は少し変更するが、基本的にはそのまま長期保有
要するに、やるべきことは普段とあまり変わらず、冷静に行動することが重要そうだ。
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