2024年3月11日、日経平均が暴落した。
34年ぶりに1989年12月末の38,915円(さばくいこー)の最高値を更新し、4万円を突破したばかりなのに。
2024年3月11日、日経平均が暴落😲
一時1,100円を越えて下げてかなりビビった。
X(Twitter)でも、
「もう株をやめます」とか
「皆さん、資産大丈夫ですか?」
のような投稿がたくさん見られた。
ぼくもやられたが、みんなも暴落にやられたらしい。
円も147円をきって、146円台になる時間帯もあり、日本株だけでなく、ヘッジをかけていない米国株式(僕の持っている外国株は投資信託のみ)も大きく下がった。
日経平均は1~2月が爆上がりだったので、もともと3~4月のどこかで調整は入るだろうと、ぼく個人としては思っていた。
同じように思っていた人は多かったはず。
とはいえ、所有している投資信託はインデックスが多いし、個別株はほとんどが高配当株やバリュー株。
なので、手放すタイミングがなくて、少し利確しただけでほとんど手元に持ったままだった。
ゼロ金利解除やアメリカとの金利差縮小で円高に振れても、銀行銘柄や円高メリット銘柄は影響が出にくいと考えていたが、今回はほぼ全面安だったのですべて下がった。
毎回のことだが、こういう時は何銘柄とかはあまり関係なくすべて下がる・・・。
さらに、下がった額は想定を超えていた。
まいった。
3月中はもう何回か細かい調整が入る?
3月中はもう何回か細かい調整が入るのかな?
と思っている。
日経平均株価が4万円を越えたことで、
「これから上がるぞ!」
と株を買った(始めた)人が結構いると思うからだ。
そんな人たちが、株価が戻っていくタイミングで売ってしまうと思う。たぶん。
ぼくの周りでも、新NISAで投資を始めたばかりで、
「日本株ってこれから上がるのかなー。まだ買っていないから、ソワソワする。」
と言っている人が何人かいた。
「中・長期的には上がっていくと思うから買うのは良いと思うけれど、調整で値下がりする期間が来ると思うから、インデックスを毎日か毎週設定で、分割して買った方が良いと思うよ。」
と話していた。
まさか、こんなに下がるとは想定外だったけれど。
日本はバブルなの?
さて、これからどうなるかなのだが、先ほど書いたとおり、中・長期的には株価は上がっていくと思う。
よく、
「バブルではないのか?」
という話をきくが、日本経済はバブルではない。たぶん。
30年前のバブル崩壊時の日本の株価は、PERで60倍を超えていたといわれる。
現在は約16倍だ。
よく日本株で基準にする15倍と比べれば少し高いのは確かだが、バブル時代とは比較にもならない。
日本の株価はバーゲンセール
“今の株価は業績相場で、日本の企業が再評価されて上がっている”といわれる。
あとは、大手企業がPBR1倍割れ問題に取り組み始めて、株価上昇期待が大きくなったこともかなり大きい。
要するに、海外投資家が
「あれ?日本の株価ってバーゲンセールじゃね」
と気が付いたのだ。
この傾向は一過性ではなく、しばらく続くだろう。
3月か4月は日銀がマイナス金利解除をする可能性が高いらしい。
それ次第で株価回復の時期は後ろにずれるかもしれないが、3月下旬~4月中旬頃から再度ジワジワ上がり始めると思っている。
初夏までには42,000円くらいは行くではないだろうか。
夏は夏枯れで値動きは少ないと思うが、再度秋頃から上がり始め年末には44,000円を越えると良いなと考えている。
アメリカの大統領選挙が終わるまでは、アメリカの株価が大幅下落する可能性は低いだろう。
※途中である程度の調整は、当然あるとは思う。
なので、それに引っ張られるので、日本株も大幅下落する可能性は同様に低いだろう。
いまが仕込みどき?
要するに、いまは仕込みどきだと思っている。
ただ、3月いっぱい時間をかけて、小分けにして日経平均インデックスとTOPIXインデックスを買っていくつもりだ。
1月下旬からは毎日投資設定に切り替え、日経平均、TOPIX、全世界株式、先進国債券、インドインデックスを、少額で毎日積み立てている。
それに加えて、今回は不定期で小分けで日経平均とTOPIXを少しずつ買っていくつもりだ。
日本株個別銘柄は大きな値動きが少し怖いので、今は買わないつもりでいる。
(と言いながら、買うかもしれないけれど)
※個別銘柄といってもぼくの所有は30銘柄くらいで、NTTのように単価が激安のモノ以外は100~300株程度のものがほとんど。
なので、1銘柄で大量にもっているものはなく、合計してもそんなに大きな額にはならない。
小さく少しずつ持ちたい。たぶんぼくは貧乏性なのだ。😵
今回資産は大きく減ったが、気持ちを落ち着けて次の上昇に備えようと思う。
一歩一歩、確実に。🙂