【必見!】億り人になるために 大切なこと3選

FIREにはいくら必要なの?

FIREを目指す人にとって、目標にする金額はその生活スタイル(必要な年間生活費)によって違います。

一般的にいわれるのは、

  • 資産を米国株式インデックス(S&P500 )と米国債券を50:50で運用
  • 年間生活費の25倍の金額を用意(想定利益率を4%として運用)
  • 毎年4%の割合だけ引き出して生活する

で、FIRE可能とされています。

FIREにはいくら必要?

計算方法は

FIREに必要な資産額年間生活費÷想定利益率

例えば、このようになります。

年間生活費FIREに必要な資産額
250万円6,250万円
300万円7,500万円
350万円8,750万円
400万円10,000万円
450万円11,250万円
500万円12,500万円
※想定利益率4%で計算。利益にかかる税金(税率20.315%)は考慮されていないので、注意が必要です。

想定利益率をもう少し高くしたい場合は、「想定利益率」部分を変更すればOKです。

FIREに必要な資産額年間生活費÷想定利益率

年間生活費想定利益率FIREに必要な資産額
400万円4%10,000万円
400万円5%8,000万円
400万円6%6,667万円
※利益にかかる税金(税率20.315%)は考慮されていないので、注意が必要です。

年間生活費を300万円にした場合の計算

年間生活費想定利益率FIREに必要な資産額
300万円4%7,500万円
300万円5%6,000万円
300万円6%5,000万円
※利益にかかる税金(税率20.315%)は考慮されていないので、注意が必要です。

なぜ基本が4%なのか?などは、以前公開した記事があるので、ぜひ読んでみてください👇🏻

FIREについては
こちらも参考になります
ぜひご覧ください👇🏻

はちネコ

この数値の中で、重要なモノはなに?

目標額として、聞くことが多い金額は5,000万円~1億円だと思います。
これは、上記の計算から来ています。

完全リタイヤではなく、少しだけ働くバリスタFIREやサイドFIREであれば、株式などのリスク資産比率を高めにできると考えて、想定利益率を6%など強気に考えるのも良いかもしれません。

例えば、年間生活費が300万円で、想定利益率を6%で計算すると、必要資産額は5,000万円となります。
※利益にかかる税金(税率20.315%)は考慮されていないので、注意が必要です。
ただし、確実に大丈夫と保障する金額は存在しないので、その辺りは注意が必要です。
未来の相場状況は誰にもわからないので、保守的に考えた方が安心はできますね。

貯める前も、貯めた後も、「いくらで生活するのか?」がとても重要なことが分かります。

経済的自由の作りかた

FIREを考えるうえで、勘違いしがちな罠は、FIREするための資金について
「億単位のお金を、投資(など)の利益だけで増やさなければならない
という誤解です。

はちネコ

FIREで目指すのは経済的自由であって、投資で爆益を出して億り人になることではありません。
投資は資産を作る手段のひとつでしかないのです。

などの情報を目にしてしまうと
「私には無理だわ…」とか「運の要素が高すぎ!」と思ってしまいますよね。

はちネコ
失敗して頭を抱える青年

ですが、会社員で年収400万円~500万円の、私のような一般人でもFIREすることは可能です。

目標資産額 は、
目標金額= 貯蓄額(投資元金)+増えた金額
でゆっくり作るものです。

目標金額 = 増えた金額 ではありません。

爆益を出して大儲け!というのは羨ましい限りですが、
むしろ目標金額に向かう前半は、大部分は貯めた元金の方が多い方が一般的だと思います。

資産つくり前半は

貯めた元金 > 投資で増やした利益

はちネコ

つまりは、元金をいかに捻出するかが重要となります。
投資などの利益は貯まる速度を速めるブーストと考えると良いでしょう。

1,000万円を越えた頃から このブーストで、資産の増えるスピードが加速していくのを実感すると思います。

こちらも参考になります
ぜひご覧ください👇🏻

はちネコ

元金を徐々に貯めるための大切な要素はたくさんありますが、今回はそのなかでも大切なことを3つ紹介します。

1. 借金をしない(ローンも組まない)

資産形成で重要なことは、長期で投資をして複利の効果を利用することです。
運の要素を考えず、大きな資産を形成するには複利効果を使って長期で増やすことが不可欠です。

複利効果については
こちらも参考になります
ぜひご覧ください👇🏻

はちネコ

ただし、投資ではなく借金をした場合はどうなるでしょう。
恐ろしいことに、この効果が逆に働きます。

元金に対して毎年利子分の借入残額が増え、次の年にはその増えた借入残額に対して更に利子分が増えていく。
「利子が利子を生む」というヤツです。

こわがる犬

ビジネスや、不動産投資での借入金など、それ自体がお金を生み出すものは全く別のものですが、個人での買い物のための借金、ローンは資産形成においてはマイナス。
クレジットカードのリボ払いも同様です。

個人の価値観や状況によりますので全否定するわけではありませんが、資産形成を目指すなら、しっかりと計画的に利用することが大切です。

以下の言葉は、相対性理論で誰もが知っている アルバート・アインシュタイン博士 の言葉として有名です。

複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う

2. 贅沢をしない(見栄をはらない)

不必要な贅沢をしないことはとても重要です。
必要な年間生活費を抑えることで、経済的自立は早まります。

逆に言えば、節操なく消費に明け暮れる生活では、何円あってもFIREはできません。

「貧乏生活をしろ」とか、「贅沢は敵だ」とか言いたいわけではありません。
「無駄な出費をしないようにしましょう」ということです。

初めに紹介した年間生活費のことを思い出してください。
1年間をいくらで生活するかで、貯めるべき必要な資産額が変わってきます。
あたり前のことなのですが、頭でわかっていても生活費を抑えるには決意と忍耐が必要です。

人間誰でも、贅沢に暮らしたいもの。
「そんなケチな生活をするくらいなら、お金なんて貯めなくてもいいぞ」
と、思う気持ちはわかります。

ですが、贅沢にはきりがないのも事実です。

「足るを知る」

ということはとても大切で、私も気を付けるようにしています。

「足るを知る」(たるをしる)

自分の身の程をわきまえ、現在の状況に満足することを意味する。
無理に欲望を追い求めず、今あるものに感謝し、満足することの大切さを教える言葉。

浪費の根源は、羨望と嫉妬

もうひとつ、気を付けなければならないことは、「見栄をはらない」ことです。

浪費の根源は、羨望と嫉妬にあることが多いです。

投資の神様 ウォーレン・バフェット氏 の相棒として尊敬される チャーリー・マンガー氏 の以下の言葉を心に刻みましょう。

羨望と嫉妬は、十戒に含まれていただろうか。子どもを育てたことがあるなら、あるいは、法律事務所や投資銀行、大学の経営に携わったことがあるなら、羨望の怖さを知っているのではないだろうか。バフェットが「世界を動かしているのは欲望ではなく羨望だ」と言うのを私は何度も耳にした。

七つの大罪を知っているのなら、羨望と嫉妬ほどつまらないものはないということは理解していただけるだろう。憤怒、強欲、怠惰、暴食、情欲 ー
なかでも情欲 ー は、たとえ破滅に向かっているにしてもなんらかの快楽が伴うものだが、羨望と嫉妬だけは完膚なきまでに人間を惨めにする。マンガーとバフェットが言うように、羨望が世界を動かしているのだとすれば、不幸な人がこれほどたくさんいても不思議ではない。

出典:マンガーの投資術 / デビッド・クラーク著 / 林 康史 監訳 / 石川由美子 翻訳 / 山崎 元 解説 / 日経BP社 発行

3. 毎月積立をする(長期、分散、積立の基本を守る)

資産を増やすうえで 時間 はとても重要です。
資産形成は、とにかく早くから始め、長期間で複利の力で増やすことが肝心です。

そのための積み立てる元金をどうやって作るのか?
それは日々の小さなことの地味な積み重ねが肝心です。

自己投資や、大切な人との時間。人生で様々な”体験”を得ることにお金を使うことは、意義があるとされる意見が多いです。

削減すべきは下記のような浪費。当てはまるものはないですか?

  • 趣味にお金を使いすぎていませんか?
    金額を決めて使いましょう。
    学生の頃など、お金ないなかでも趣味を楽しんでいた頃を思い出しましょう。
  • 少額だけれど習慣になってしまっている、食べ物の無駄遣いはないですか?
    毎朝コンビニでコーヒーを買う。毎日自販機でジュースを数本飲む。食品にこだわりがある(高いものを買う)など。
    食品に関しては、「健康のために少し良いものを選択する」などの目的があれば価値がありますが、「毎回これを買っているから」 や 「なんとなく」 で選んでいるのであれば、検討の余地があります。
  • 固定費で削減できるものはありますか?
    通信料金を下げる余地はないか?
    サブスク契約でなんとなく継続しているものはないか?
    水道光熱費に無駄遣いがないか?
    などを考えましょう。
    固定費は一度見直すと、継続して無駄が減り続けます。
ショックを受ける青年

こうしてみると、日常での無駄がとても多いことが分かります。

一日500円の無駄使いでも、×30日にすれば、15,000円になります。
年間(365日)にすれば約18万2,500円です。
10年間なら約182万円。
もしこの金額を積み立てて、4%の利率で複利運用出来れば、10年後には約218万円になっています。

強制的に積み立てる

また、人は誰しも意志が弱いもの。
積立は強制的に行われるほうが、貯める力が強まります。

有名な書籍「バビロン大富豪の教え」でも
“収入の十分の一を貯金せよ”と書かれています。

投資信託には「毎日積立」のような方法もあるので、毎日500円の積み立て設定をするのも良いですね。
時間分散にもなるので、リスク分散の意味合いでも良い方法だと思います。

ちなみに私も、この「毎日積立」を利用しています。

なぜ早く始めるのか?については
こちらも参考になります
ぜひご覧ください👇🏻

はちネコ

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